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歯周病と健康の関係

 たばこ/糖尿病

たばこと歯周病は関係あるのでしょうか?

多くの研究から喫煙は歯周病を悪化させる要素としての強い関連性が示されており、喫煙車は非喫煙者に比べて2〜8倍歯周病になりやすいことが分かっています。また治療に対する反応も喫煙者よりも非喫煙者のほうが悪いですが、喫煙歴のある人でも禁煙、あるいは本数を減らすことによってリスクが低下することが分かっています。歯周病の方にはぜひ禁煙をおすすめします。

糖尿病と歯周病は関係あるのでしょうか?

糖尿病の方は、健康な人と比べて歯周病の罹患率が高いことが明らかになっています。また最近の研究では、歯周病に罹患した糖尿病患者では血糖値のコントロールが難しいことが明らかになりました。
なぜ歯周病が血糖値のコントロールを困難にするのかを解明するため、さらなる研究が必要とされています。
もしあながが糖尿病をお持ちであれば、歯周病の検査を受けることをおすすめします。

 その他のリスク

歯周病は肺炎リスクを高めるのでしょうか?

細菌性の肺炎は、通常お口の中(口腔咽頭粘膜)に存在する細菌が肺に吸引されることにより引き起こされます。
また、歯周炎などの口腔衛生不良と肺の状態に有意な相関関係があることが疫学的な調査から判明しています。
このように感染源を減らす意味で、お口の中を清潔に保つことは重要です。

 心疾患/早産・低体重児/呼吸器疾患

心疾患と歯周病は関係あるのでしょうか?

歯周病と心疾患の関係を説明するいくつかの説があります。
一つの説は、口腔内のバクテリアが血流に乗り冠状動脈(心臓の血管)に付着して血液を凝固させるというものです。血のかたまりは通常の血流を阻害し、心臓が正常に機能するための栄養と酸素を制限してしまいます。これは心臓発作につながります。
歯周病患者はそうでない人と比べ、冠状動脈疾患を持つ割合が2倍高いことがわかっています。

歯周病は早産・低体重児出産のリスクを高めるのでしょうか?

歯周病を持つ妊婦が早期に低体重児を出産する確率はそうでない人と比べて7倍高いことが報告されています。
明確な原因は分かっておりませんが、歯周病の細菌が羊水に到達して血行性に広がった結果、刺激を起こすのではないか、という仮説があります。
妊娠の可能性がある方は、歯周病の検査をぜひお勧めします。

呼吸器疾患と歯周病は関係あるのでしょうか?

なぜ歯周病が呼吸器疾患のリスクを高めるのかを調べるために研究が進められています。
現在わかっているのは、歯周病のような口腔内の感染症は呼吸器の感染症のリスクの増加と関係しているということです。ある研究から、歯周病は以前に知られていたよりもずっと健康に対して大きな脅威であることがわかりました。